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年長さんになると、いよいよ小学校入学まであと少しという気分になってきますよね。
そうした中、気になるのが生活習慣や勉強のこと。
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うちの子はちゃんと授業についていけるかしら?
簡単な計算はできるようにしておいたほうがいいの?
特に勉強面で、「ドリルなどで今から勉強しておいたほうがいい?」「何か自宅学習しておいた方がいいの?」「他の子と差がありすぎたら心配」と悩んでいませんか?
この記事では3人子育て中の経験から、小学校入学前にしておきたい勉強や具体的な方法をご紹介します。
この記事を読むことで、小学校入学前にしておくべき勉強についてが分かりますよ!
小学校入学前までに最低限、身につけておきたいこと 8選
その1●読書習慣を身につける●
読書は子供たちの集中力や学習のベースを築くうえでとても大切です。また、その基本となる読解力はあらゆる教科において役立ちます。
特に、授業では45分間座っている必要があるため、その練習にもなります!
まずは親子で絵本を読んだりお話を共有したりすることで、子供たちは読書への興味を育みます。
親が読書をしている姿勢は、子供たちにとって良い手本となります。
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子供の集中できる時間は15分ほど。少しでも座っていられる時間を増やしておきましょう!
その2●正しい鉛筆の持ち方を身につける●
学校ではなかなか指導しきれない正しい鉛筆の持ち方。しかし、家庭で早めにこれを身につけることは、お子さんの学習において大いにプラスになります。
お絵描きの時間を有効に使い、正しい持ち方を優しく教えてあげましょう。
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書くときの姿勢にも気をつけて!授業参観でも姿勢の良い子、背中が丸まってしまう子といろんな子がいました
その3●ひらがなを読めるようにする●
ひらがな50音が読めるようにしておくと、1年生のスタートがスムーズになります。カタカナや、短い文章にも親しんでおけるといいですね。
また、お子さんが最低限自分の名前を書けるようにしておくことはとても大切です。
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わが子の入学時にはすでにひらがなが読めたり、名前を書ける子がほとんどでした。
その4●数を理解する●
足し算や引き算は、6月ごろには小学校の勉強として教えてもらえますが、入学準備の時点で1~10までの数をかぞえる経験をしておくことが大切です。
「スプーンを3本テーブルに出してくれる?」「クッキーはあと何個?」「かくれんぼするから10まで数えたら探しに来てね!」など、家庭では数を感じる機会がたくさんあるので、有効活用しましょう。
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お風呂で一緒に数えながら覚えました!
その5●時計の見方、読み方●
時計の見方と読み方を学び、時間を理解できるようにしましょう。
時計の見方は学校でも教えてくれますが、時間間隔や時計を見る癖は習慣化しないと身につきづらいです。
「時計の長い針が6になったらゲームは終わりだよ」「時計の短い針が3になったらおやつの時間だから、それまでは待っててね」など、時計を見て行動するよう促していきます。
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うちの子もなかなか覚えられなくて苦戦しました
その6●タブレットの使いかた●
GIGAスクール構想推進に伴い、全自治体の96.2%が小・中学生に端末を整備済みでタブレット学習を始めています。しかし、学習のスタートには個人差があり、家庭でのタブレット経験が影響します。
小学校入学前から、お子さんにタブレットに慣れさせて、取り扱い方も教えておきましょう!
わが子の小・中学校でも授業で使うことはもちろんで、一部の宿題や翌日の時間割もタブレット利用。
毎日、持ち帰るので壊さないように大切に使うことや、何に利用しているかも親も把握しておきましょう。
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視力の低下も問題視され始めているので、使いすぎないようルールを決めて守ることも一緒に教えています!
その7●英語に慣れる●
小学校での英語教育は3年生からスタートします。
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3年生まで時間あるし、入学前から英語は勉強しなくていいよね?
実は、低年齢のうちに英語の音を正しく聞く力を養うことで、スピーキングやリスニングの基礎力につながります。
学年があがると、
「間違った発音をしたらどうしよう」
「初歩的な文法ミスで、友達に笑われるかもしれない」
と、ネガティブな感情が生まれて、英語に苦手意識がでてきます。
小学校入学前に、お子さんが英語に慣れ親しむ学習をスタートしましょう。英語の基本的な言葉やフレーズを楽しい歌やゲームを通じて覚えることで、お子さんにとって楽しく自然な形で英語に親しんでいくことがおすすめです。
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1、2年生でも外国の先生と交流授業もあるので、慣れておけるといいですね!
その8●STEAM教育を始める●
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STEAM教育?初めて聞いたんですけど・・・
STEAM教育とは、理系や文系の枠を横断して学び、問題を見つける力や解決する力をはぐくむ学習です。「STEAM」は「スチーム」と読み、それぞれが学問領域の頭文字を表しています。
・科学(Science)
・科学技術(Technology)
・工学(Engineering)
・芸術(Art)
・数学(Mathematics)
幼児期からSTEAM教育を取り入れることで、子どもたちは幅広い視野を持ち、自ら学ぶ姿勢やチームワークを身につけることができます。
つまり、IT社会に通用する子どもを育てていくための教育方針です。
日本ではプログラミング教育などが導入されていますが、学校外での学習がまだ少なく、学校の導入には課題があります。小学校では担任の苦手意識や時間不足が指導を難しくし、STEAM教育の理念と学校の実情にギャップがあります。
STEAM教育はあまり難しく考えすぎる必要はないので、遊びなどを通して身近なところから始めてみるといいでしょう。
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家庭内での工作や料理、ゲームなどから始めるのがオススメです
親子で始める入学前の学習準備におすすめの教材!
ここまで紹介してきた内容を学ぶためにまず悩むのが教材の選びではないでしょうか?
そこで入学準備におすすめの学習教材を紹介します
タブレット学習●ベネッセのチャレンジ1ねんせい●
入学準備コースで必要な勉強がもれなくできます。
- 冬頃に新1年生向けコースが増加:冬季になると、新1年生向けのタブレット学習コースが始まる。
- 必要な学習内容が網羅:新1年生向けコースには、上記で紹介したような基本的で必要な学習が広く網羅されている。
- 幼児向けコースでも文字や数の勉強が開始:早期から始めることで、新1年生や幼児向けの学習がスタートダッシュを切ることができる。
- ゲーム形式の学習:ゲーム感覚の学習アプリやクイズが多く、楽しみながら学べる。
- 共働き世帯の課題:共働きの世帯では、休日しかゆっくり勉強を見てあげられないため、入学に間に合わない可能性も。
- タブレット学習の活用:タブレット学習は、必要な勉強を効果的に進め、入学準備をスムーズに行う手段として活用できる。
- 手頃な価格:こどもチャレンジなど通信教育は、通常の学習塾に比べて手頃な価格で提供されている。
- STEAM学習:プログラミングも学べる。
必要な勉強がきちんと行えて、入学に向けて無理なくステップアップできるタブレット学習は、入学準備としても大いに活用できます。
紙のテキスト学習●ベネッセのチャレンジ1ねんせい●
- 字を書く練習にもなる:タブレットは筆圧の再現が難しく、書き心地が滑らかでないため、イライラすることも。
- 考えた過程を親が見てわかる:どこでどのように間違えたかがわかるため、ケアレスミスなのか理解ができていないのかの見極めもしやすい。
- やった内容も親が一目で確認できる:タブレットは選択式の問題が多く、勘で正解することがある(理解しないまま次に進んでしまう危険性)
文字の練習にはやはり紙教材が勝ります。タブレット教材にも文字の練習はありますが、きちんと書いているのに読み取ってくれないなどストレスになることも。
間違えた過程が一目でわかることや、一冊をやり終えたときの達成感もありますね!
STEAM学習●ワンダーボックス●
いま受講者が急増中の『ワンダーボックス』
プログラミング・数理パズル・アート・理科実験を“遊び”感覚で学べ、思考力と創造力を育みます。
・多様なSTEAMプロジェクト: 興味深い科学実験、アートプロジェクト、工学の課題が用意され、子供たちの好奇心を刺激します。
・手軽な通信教育: 月ごとに届くボックスで、親子で手軽にSTEAM教育を実践。必要な素材や手順が完備されています。
・段階的な学び: 年齢に合わせたプログラムで、子供の発達段階に合わせた学習が可能。基礎から応用まで幅広い内容を提供。
・探求心と問題解決力の育成: 子供たちは実際のプロジェクトを通じて問題を解決し、探求心やクリティカルシンキングを発展させます。
・保護者サポート: オンラインサポートやガイドが付属し、保護者も子供たちの学びをサポートできます。
アプリとキットで楽しく遊ぶうちに、算数力や創造性、自分で考える力が身につくワンダーボックス。「ちょっと雰囲気が知りたい」という方は、まず、無料アプリの「シンクシンク」をダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
まとめ:これだけはやっておこう!
- 読書習慣を身につける
- 正しい鉛筆の持ち方を身につける
- ひらがなを読めるようにする
- 数を理解する
- 時計の見方、読み方
- タブレットの使いかた
- 英語に慣れさせる
- STEAM教育を始める
お子さんが健やかに、そして楽しく小学校生活を送るためにも、小学校の入学準備はしっかりと行いたいもの。
ですが、
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完璧にしようとはせず、お子さんがワクワクした気持ちで入学準備を進められるといいですね
わが家はゲーム感覚で始めやすかったチャレンジ1年生からはじめました♪